体腔鏡下上部消化管手術 体腔鏡下食道癌手術 体腔鏡下食道癌手術
合併症と対策
松田 諭
1
,
竹内 裕也
,
福田 和正
,
中村 理恵子
,
高橋 常浩
,
川久保 博文
,
和田 則仁
,
北川 雄光
1慶応義塾大学 外科
キーワード:
気管支動脈
,
胸腔鏡法
,
声帯麻痺
,
手術創感染
,
術中合併症
,
食道腫瘍
,
食道切除
,
せん妄
,
乳び胸
,
肺炎
,
反回神経
,
縫合法
,
敗血症
,
血管系外傷
Keyword:
Bronchial Arteries
,
Delirium
,
Chylothorax
,
Esophageal Neoplasms
,
Intraoperative Complications
,
Pneumonia
,
Surgical Wound Infection
,
Suture Techniques
,
Recurrent Laryngeal Nerve
,
Thoracoscopy
,
Vocal Cord Paralysis
,
Esophagectomy
,
Sepsis
,
Vascular System Injuries
pp.765-768
発行日 2015年7月1日
Published Date 2015/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2015275221
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食道癌に対する胸腔鏡下食道切除術が広く行われてきているが,開胸手術同様その侵襲は依然として高度であり,術後合併症の発生も避けられない.術前のリスク評価と,リハビリテーションや栄養療法を含めた術前介入,術前画像によるシミュレーションなどを導入することにより合併症発生を予防することに加え,合併症発症時には多くの治療モダリティを駆使して治療にあたることが重要であると考える.
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