投稿論文 症例報告
抜管後の呼吸不全を契機に発見された小脳出血後の喉頭ミオクローヌスの1症例
伊原 彩季
1
,
卯月 みつる
,
木谷 友洋
,
山蔭 道明
1苫小牧市立総合病院 麻酔科
キーワード:
ミオクローヌス
,
喉頭疾患
,
呼吸不全
,
術後合併症
,
小脳疾患
,
声帯
,
胆嚢炎
,
胆嚢切除
,
頭蓋内出血
,
胆石
,
気管チューブ抜管
Keyword:
Respiratory Insufficiency
,
Laryngeal Diseases
,
Vocal Cords
,
Myoclonus
,
Postoperative Complications
,
Cerebellar Diseases
,
Cholecystectomy
,
Cholecystitis
,
Airway Extubation
,
Gallstones
,
Intracranial Hemorrhages
pp.849-851
発行日 2022年8月10日
Published Date 2022/8/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2022250882
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小脳出血の既往がある71歳の男性に対して、胆嚢摘出術が行われた。抜管後に呼吸不全を来し、それを契機に喉頭ミオクローヌスが発見された。本病態では、嚥下障害や呼吸困難を呈する症例が報告されているため、脳疾患罹患後に喉頭ミオクローヌスを発症する可能性を念頭に置き、術前診察を行うことが重要である。
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