投稿論文 症例報告
寒冷凝集素症を合併した腹腔鏡下胃切除術・胆囊摘出術の麻酔経験
中尾 友梨香
1
,
長崎 剛
,
清水 佳甫
,
重臣 宗伯
,
佐藤 ワカナ
1秋田市立秋田総合病院 麻酔科
キーワード:
Propofol
,
胃腫瘍
,
胃切除
,
術中モニタリング
,
静脈麻酔
,
全身麻酔
,
体温
,
胆囊切除
,
貧血-溶血性-自己免疫性
,
腹腔鏡法
,
幽門
,
Remifentanil
,
胆嚢結石症
Keyword:
Anesthesia, General
,
Anesthesia, Intravenous
,
Gastrectomy
,
Stomach Neoplasms
,
Anemia, Hemolytic, Autoimmune
,
Monitoring, Intraoperative
,
Propofol
,
Remifentanil
,
Laparoscopy
,
Pylorus
,
Body Temperature
,
Cholecystectomy
,
Cholecystolithiasis
pp.615-618
発行日 2022年6月10日
Published Date 2022/6/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2022245830
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78歳の男性の症例である。既往歴に寒冷凝集素症があった。胃がんおよび胆嚢結石の診断で、腹腔鏡下胃切除術・胆囊摘出術が施行された。麻酔管理は主に体温管理に留意した。動脈ラインのシリンジ内でも血液が凝集しうることは今回新たな発見であった。合併症を引き起こすことなく、手術から12日後に退院することができた。
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