投稿論文 症例報告
術中高血圧を呈したB型モノアミン酸化酵素阻害薬内服中の患者の麻酔経験
沼田 祐貴
1
,
清水 貴仁
,
福田 裕也
,
人見 俊一
,
山田 哲平
,
濱口 眞輔
1獨協医科大学 医学部麻酔科学講座
キーワード:
Ephedrine
,
Nicardipine
,
Selegiline
,
高血圧
,
術中合併症
,
静脈麻酔
,
脊柱後彎症
,
脊椎固定術
,
Parkinson病
Keyword:
Anesthesia, Intravenous
,
Ephedrine
,
Selegiline
,
Spinal Fusion
,
Nicardipine
,
Kyphosis
,
Hypertension
,
Intraoperative Complications
,
Parkinson Disease
pp.1327-1331
発行日 2021年12月10日
Published Date 2021/12/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2022069466
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パーキンソン病の治療目的に、B型モノアミン酸化酵素阻害薬を投与されていた63歳の女性の二期的腰椎固定術が計画され、手術前日まで内服を継続した。1回目の手術時はフェニレフリン投与後の異常高血圧を認めたが、フェニレフリンを使用しない2回目は血圧上昇が見られなかった。
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