投稿論文 速報
開心術におけるケタミン少量持続投与が術後在院日数に与える影響 後ろ向き研究
臼田 岩男
1
,
前田 隆求
,
三田 勝範
,
加賀谷 慎
,
三好 壮太郎
1埼玉県立循環器・呼吸器病センター 麻酔科
キーワード:
Ketamine
,
静脈麻酔
,
入院期間
,
分散分析
,
後向き研究
,
開心術
,
静脈内注射
,
静脈内注入
Keyword:
Analysis of Variance
,
Anesthesia, Intravenous
,
Retrospective Studies
,
Length of Stay
,
Ketamine
,
Infusions, Intravenous
,
Injections, Intravenous
pp.136-138
発行日 2020年2月10日
Published Date 2020/2/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2020182759
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当施設で2017~2018年に定時開心術を全静脈麻酔で行った患者88例を対象とし、麻酔導入時にケタミン1mg・Kg-1を単回投与した群(40例)、血管確保後にケタミンを0.3mg・kg-1・hr-1で持続投与した群(31例)、ケタミン非使用群(17例)に分け、術後在院日数を比較した。結果、単回投与群は平均21.0日、持続投与群は平均18.0日、非投与群は平均21.9日であり、持続投与群は非投与群に比べて有意に短く、単回投与群と非投与群の間に有意差はなかった。
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