投稿論文 症例
蛍光血管造影にて逆行性腓腹皮弁挙上後の血行動態の経時的変化を評価した1例
石井 直弘
1
,
木内 智喜
,
宇野 貴博
,
魚谷 雄一朗
,
貴志 和生
1国際医療福祉大学病院 形成外科
キーワード:
Indocyanine Green
,
移植片生着
,
壊死
,
踵部
,
デブリードマン
,
伏在静脈
,
足部潰瘍
,
血行力学
,
蛍光血管撮影
,
末梢動脈疾患
,
穿通枝皮弁
,
腓骨動脈
Keyword:
Fluorescein Angiography
,
Graft Survival
,
Saphenous Vein
,
Foot Ulcer
,
Indocyanine Green
,
Heel
,
Hemodynamics
,
Necrosis
,
Debridement
,
Perforator Flap
,
Peripheral Arterial Disease
pp.1437-1441
発行日 2020年11月10日
Published Date 2020/11/10
DOI https://doi.org/10.18916/J00398.2021050817
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75歳男。右踵全体に及ぶ難治性潰瘍に対してデブリードマン後に逆行性腓腹皮弁で再建術を行った際、皮弁血行動態の経時的変化をインドシアニングリーン蛍光血管造影(IGFA)により評価した。その結果、血行動態は皮弁挙上後に経時的に変化するため、挙上直後のIGFAによる皮弁造影範囲がその後の皮弁生着範囲と一致しない可能性があることが示唆された。
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