原著
思春期女性の月経困難症に対するホルモン治療の実際―低用量ピルを優先しさらに連続投与を見据えた導入―
松本 直樹
1
,
浅見 環
1
N. Matsumoto
1
,
T. Asami
1
1松本産婦人科医院
pp.379-388
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003796
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11~18歳の月経困難症133例にホルモン治療を行った。低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP)を第一選択,プロゲスチンを第二選択とした。月経困難症,月経前症候群の改善,治療継続期間を調査しその有効性を示す。月経困難症,月経前症候群の改善はそれぞれ94%,83%,治療継続割合は12カ月で67%,24カ月で64%であった。器質的疾患ありのほうが治療継続割合が大きかった。治療薬剤中のLEPの割合は治療開始時95%,調査時93%で,LEPの連続投与は治療開始時2%から調査時33%と増加した。有害事象を24%に認め,最も多い愁訴は不正性器出血であった。

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