特集 肥満と産婦人科疾患―最新知見と実践アプローチ
Ⅰ.総論
1.肥満とは?
石川 実里
1
,
浅原 哲子
1,2
M. Ishikawa
1
,
N. Satoh-Asahara
1,2
1国立病院機構京都医療センター臨床研究センター内分泌代謝高血圧研究部
2国立長寿医療研究センター/同 ジェロサイエンス研究センター
pp.201-208
発行日 2026年3月1日
Published Date 2026/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003753
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肥満は女性のライフステージ全体にわたり多面的な影響を及ぼす全身性代謝疾患であり,月経異常,不妊,周産期合併症のみならず,閉経後におけるサルコペニア肥満や悪性疾患リスクの増加とも密接に関連する。本稿では,肥満の定義および疫学,病態生理を整理したうえで,肥満に起因・関連する主要疾患,診断および評価法,検索すべき合併症について概説する。さらに,生活習慣介入を基盤とした治療戦略に加え,近年進展する薬物療法および外科療法の位置づけを示し,産婦人科診療における肥満管理の重要性を論じる。

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