特集 肥満と産婦人科疾患―最新知見と実践アプローチ
企画者のことば
松村 謙臣
1
Noriomi Matsumura
1
1近畿大学医学部産科婦人科学教室(教授)
発行日 2026年3月1日
Published Date 2026/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003752
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近年,肥満に対する医学的アプローチが大きく進歩しています。とりわけ,GLP-1作動薬をはじめとした抗肥満薬の登場とその臨床応用は,これまで生活指導や外科手術に限られていた肥満治療のパラダイムを大きく変えつつあります。肥満は,2型糖尿病や心血管疾患といった内科的疾患にとどまらず,多くの産婦人科疾患とも密接に関連しており,その影響は不妊症や月経異常,周産期合併症,さらには子宮体がんの罹患や死亡リスクにまで及んでいます。

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