特集 多囊胞性卵巣症候群の最新知見―生涯にわたる健康管理を見据えて―
3.多囊胞性卵巣症候群と女性ヘルスケア
長谷川 祐子
1
,
津久井 優美子
1
,
岩瀬 明
1
Y. Hasegawa
1
,
Y. Tsukui
1
,
A. Iwase
1
1群馬大学大学院医学系研究科産科婦人科学
pp.927-931
発行日 2022年9月1日
Published Date 2022/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000002256
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
多囊胞性卵巣症候群は一般的な内分泌疾患であるが,代謝性疾患(糖代謝異常,脂質代謝異常),心血管疾患,うつ・不安などの精神疾患,悪性腫瘍などと幅広くつながりがあることがわかってきており,長期的なヘルスケアが重要視されている。さらには,民族による代謝・環境要因の違いや思春期PCOSなど最近の知見も交えて議論していく。
Copyright © 2022, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.