臨床経験
腹腔鏡下子宮筋腫核出術によるパラサイトミオーマの発症リスクに関する検討
森本 翔太
1
,
岩﨑 愛
1
,
渡辺 員支
1
,
杉山 冴子
1
,
斎藤 拓也
1
,
野口 靖之
1
,
若槻 明彦
1
S. Morimoto
1
,
A. Iwasaki
1
,
K. Watanabe
1
,
S. Sugiyama
1
,
T. Saitou
1
,
Y. Noguchi
1
,
A. Wakatsuki
1
1愛知医科大学病院産婦人科
pp.105-111
発行日 2022年1月1日
Published Date 2022/1/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000002032
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わが国では多くの腹腔鏡下子宮筋腫核出術(LM)が行われている。腫瘤の搬出には電動モルセレータが使用され,悪性腫瘍の播種のリスクやパラサイトミオーマ(PM)が問題となり,インバッグモルセレーション(IM)が行われるようになった。当院では2007~2019年に1,027件のLMが施行され,ほぼ全例に電動モルセレータを使用し現在はIMを導入している。今回,IM導入前のPM5例を対象としてPM発症リスク因子について検討した。
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