特集 On Fleek 産婦人科手術
Ⅰ.低侵襲手術
良性
7.腹腔鏡下子宮筋腫核出術(LM)
熊切 順
1
Kumakiri Jun
1
1東京女子医科大学産婦人科
pp.1244-1251
発行日 2018年10月31日
Published Date 2018/10/31
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000000620
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子宮筋腫は生殖年齢の女性に多い疾患であり,子宮筋腫の性質によっては妊孕性に影響を及ぼす可能性がある。近年における腹腔鏡下手術の進歩はめざましく,開腹術と比較して術後癒着が少ないことから,子宮筋腫に対する治療法として妊孕性温存に優れている腹腔鏡下子宮筋腫核出術(LM)が選択される機会が多くなってきている。本稿ではLMを施行するにあたり重要とされる事項を,経験から得られたデータに基づいて紹介する。
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