今月の臨床 子宮筋腫―多様化した子宮温存療法
子宮温存療法の現況
2.―子宮筋腫核出術―腹腔鏡下手術
甲賀 かをり
1
1東京大学産科婦人科学教室
pp.215-219
発行日 2014年3月10日
Published Date 2014/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103612
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●手術によってもたらされる利益や危険につき,患者に十分な情報提供を行ったうえで手術を選択すべきである.
●腹腔鏡下子宮筋腫核出術と,腹腔鏡補助下子宮筋腫核手術があり,筋腫の大きさ,数,位置により術式を選択する.
●多量出血,他臓器損傷などの術中合併症だけでなく,内腔癒着,筋層菲薄化,インプラントといった,術後に顕在化する合併症もある.
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