今月の臨床 子宮内膜症の薬物療法─薬物特性の理解と個別化治療
内分泌療法薬の有用性と問題点
3.GnRHアナログ
丸山 哲夫
1
1慶應義塾大学医学部産婦人科学
pp.847-851
発行日 2012年9月10日
Published Date 2012/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103144
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●GnRHアナログには,GnRHアゴニストとGnRHアンタゴニストがある.
●GnRHアゴニスト療法は,子宮内膜症の疼痛緩和と病変の縮小に効果を認める.
●GnRHアゴニスト療法では,子宮内膜症患者の妊孕能は改善しない.
●GnRHアゴニスト療法の主な副作用は,更年期様症状や骨量低下などのエストロゲン欠落症状である.
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