診療
凍結融解胚移植における2 cell checkの有用性
齋藤 満里奈
1
,
村瀬 真理子
1
,
西 真裕子
1
,
上野 寛枝
1
,
山本 みずき
1
,
伊集院 昌郁
1
,
葉山 智工
1
,
宮腰 藍衣
1
,
宮城 悦子
2
M. Saito
1
,
M. Murase
1
,
M. Nishi
1
,
H. Ueno
1
,
M. Yamamoto
1
,
A. Ijuin
1
,
T. Hayama
1
,
A. Miyakoshi
1
,
E. Miyagi
2
1横浜市立大学附属市民総合医療センター生殖医療センター
2横浜市立大学附属病院産婦人科
pp.775-779
発行日 2020年7月1日
Published Date 2020/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000001335
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移植胚の選択については,多くの場合胚移植時の形態学的評価で決定されるが,形態学的評価は評価者によるばらつきが指摘されていること,またグレードが同一の場合の移植胚の選択をどうするかなどの問題点がある。今回われわれは,融解胚盤胞移植における移植胚の評価方法として,2 cell checkの有用性について,胚盤胞の形態学的評価として広く使用されているGardner分類と比較することにより後方視的に検討した。2 cell checkは,融解胚盤胞移植においての妊娠の有無を予測するうえで有用であると考えられた。
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