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腹腔内温熱化学療法(HIPEC) 2.腹腔内温熱化学療法(HIPEC)の手技の実際
黒川 哲司
1
,
津吉 秀昭
1
,
井上 大輔
1
,
二川 佳央
2
,
吉田 好雄
1
T. Kurokawa
1
,
H. Tsuyoshi
1
,
D. Inoue
1
,
Y. Nikawa
2
,
Y. Yoshida
1
1福井大学医学部産科婦人科
2国士舘大学理工学部理工学科
pp.769-774
発行日 2020年7月1日
Published Date 2020/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000001334
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第1回の著者が最後に述べたように,進行卵巣癌の治療に難渋している医療者にとって,腹腔内温熱化学療法(HIPEC)を一般的な治療法として確立させることが望まれる。当院では約25年HIPECを行ってきたが,途中で少しずつ改良を行い,現在ではその手技がほぼ確立してきた。本稿では,当院におけるHIPECの実際の手技を,可能な限り具体的に紹介する。
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