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腹腔内温熱化学療法(HIPEC) 5.腹腔内温熱化学療法(HIPEC)における加温と測温技術に関する医工連携
二川 佳央
1
,
津吉 秀昭
2
,
井上 大輔
2
,
黒川 哲司
2
,
吉田 好雄
2
Y. Nikawa
1
,
H. Tsuyoshi
2
,
D. Inoue
2
,
T. Kurokawa
2
,
Y. Yoshida
2
1国士舘大学理工学部理工学科人間情報学系
2福井大学医学部産科婦人科
pp.1097-1103
発行日 2020年10月1日
Published Date 2020/10/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000001425
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腹腔内温熱化学療法(HIPEC)における工学サイドから将来的に支援可能な機器の開発に必要な条件を含めた技術について,加温および測温技術を軸に検討を行う。高周波・マイクロ波などの物理エネルギーを用いた加温を行う際に必要な生体の電磁気的な特性について触れ,それら特性を有効に活用した新しい加温・測温方法の可能性についてまとめる。理工系の新しい技術導入を含めた医工連携による,今後のさらなるハイパーサーミアの技術向上に資する。
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