特集 産婦人科医に役立つ資格
10.周産期専門医
左合 治彦
1,2
,
和田 誠司
1,3
H. Sago
1,2
,
S. Wada
1,3
1国立成育医療研究センター周産期・母性診療センター
2日本周産期・新生児医学会専門医制度委員会副委員長
3日本周産期・新生児医学会専門医制度委員会専門医認定委員会委員長
pp.53-56
発行日 2019年1月1日
Published Date 2019/1/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000000733
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
周産期専門医とは日本周産期・新生児医学会が認定する専門医で,周産期医療の優れた知識と錬磨された技能を備えた臨床医である。研修領域により,周産期専門医(母体・胎児)と周産期専門医(新生児)がある。基本学会の専門医(産婦人科専門医)取得後,認定施設において3年間の研修を終了し,周産期領域における学術活動を行い,周産期専門医資格認定試験に合格することによって取得できる。周産期専門医(母体・胎児)は,周産期医療においてハイリスクな母体と胎児を管理する能力を有するmaternal fetal medicine specialistであり,産婦人科専門医取得後の専門領域として産科を選択する産婦人科医にはぜひ取得してほしい資格である。
Copyright © 2019, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.