特集 On Fleek 産婦人科手術
Ⅱ.周産期
8.外陰・腟壁血腫,後腹膜血腫処置術
種元 智洋
1
,
加藤 さや子
1
,
山内 貴志人
1
Tomohiro Tanemoto
1
,
Sayako Kato
1
,
Kishihito Yamauchi
1
1東千葉メディカルセンター 産婦人科
pp.1410-1415
発行日 2018年10月31日
Published Date 2018/10/31
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000000637
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産道損傷の1つに血腫形成があり,部位によって外陰血腫,腟壁血腫,後腹膜血腫に分類される。切開・縫合・ドレーン留置といった外科的処置が基本的な対応であったが,放射線診断および診断治療の進歩により経カテーテル動脈塞栓術も治療の選択肢の1つとして現行では行われている。一概に治療の選択基準などは確立していないが,本稿ではそれぞれの病態および治療方法について概説する。
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