特集 PIHからHDPへ―妊娠高血圧症候群up to date―
1. 妊娠高血圧症候群研究の歴史と疾患概念の変化
江口 勝人
1
,
金重 恵美子
1
,
木村 吉宏
1
,
伊賀 美穂
1
,
近藤 佳子
1
,
三枝 資枝
1
K. Eguchi
1
,
E. Kaneshige
1
,
Y. Kimura
1
,
M. Iga
1
,
Y. Kondo
1
,
Y. Mieda
1
1岡山中央病院産婦人科
pp.593-598
発行日 2018年6月1日
Published Date 2018/6/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000000453
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従来の “妊娠中毒症” は,病因として毒素が存在するものと考えられ,原因物質の研究が行われてきたが,いまだ究明されていない。むしろ現在は,その病因・病態は複合的で,病名も妊娠高血圧症候群と改変された。最近では,2 step theoryが提唱され,これを中心に妊娠高血圧症候群の研究が展開している。
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