症例
動眼神経麻痺を合併したB群β溶血性連鎖球菌髄膜炎の1例
吉野 忠恕
1
,
杉田 恵美
1
,
中島 聡
1
,
佐々木 紘子
2
,
森山 陽子
1
,
金澤 正樹
1
,
寺井 勝
1
1千葉市立海浜病院小児科
2同 眼科
pp.697-701
発行日 2024年7月1日
Published Date 2024/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003085
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新生児や乳児期早期の髄膜炎において,局所神経症状を合併することはまれである.そのなかでは顔面神経麻痺の報告は散見されるものの,動眼神経麻痺を生じた報告は少ない.B群β溶血性連鎖球菌(group B streptococcus:GBS)髄膜炎に動眼神経麻痺を合併した症例は,世界で数例程度報告があるが,治療法は確立していない.
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