特集 日常診療に活かせる 専門外来の知識とテクニックⅡ
4.睡眠関連疾患
-――睡眠外来
平田 郁子
1
1大阪大学大学院連合小児発達学研究科
pp.231-234
発行日 2024年3月1日
Published Date 2024/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000002957
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睡眠は小児の発達や成長において重要であるが,ライフスタイルの問題などから,適切な睡眠が確保されていない小児も多く,睡眠衛生指導が重要である.睡眠の問題は,小児の日中の行動にも影響を及ぼすため,問題行動がみられた場合には必ず睡眠の問題を評価する必要がある.閉塞性睡眠時無呼吸(OSA),レストレスレッグズ症候群は,小児でもしばしばみられるが,積極的に問診していかなければ気づけないこともある.また,睡眠不足症候群も小児科診療において必ず対応されるべき疾患である.
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