特集 近未来の小児科のあり方・これからの展望
Ⅲ 先端医学・難病対策
14.AIによる診断支援システム
要 匡
1
,
飯田 貴也
1
1国立成育医療研究センターゲノム医療研究部
キーワード:
希少・難病
,
画像ベース診断支援
,
症状・所見ベース診断支援
,
診断コンサルティング
Keyword:
希少・難病
,
画像ベース診断支援
,
症状・所見ベース診断支援
,
診断コンサルティング
pp.1530-1537
発行日 2022年12月20日
Published Date 2022/12/20
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000002416
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
近年,急速に人工知能(AI)が医療にも浸透してきており,小児科領域においても,非常に多岐にわたりAI診断支援システムが開発・活用されつつある.しばしば診断が困難とされる希少・難病においても診断支援システムは,非常に有用性の高いシステムとなっている.AI診断支援システムは,単に結果を得るだけでなく,得られた「答え」と自らの診断とを突き合わせ,検証していくことで,効率よく診療経験を伸ばすことができ,診断学習システムとしての利用価値も高い.よって,このような積極的な活用が望まれる.
Copyright © 2022, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.