特集 小児科医に必要な止血・血栓・凝固・線溶の基礎知識
2.一般的凝固・線溶系検査(血小板数,PT,APTT,フィブリノゲン,FDP,Dダイマー,AT)の見方
河崎 裕英
1
,
石北 悦子
1
,
鏑木 多映子
1
,
大和 玄季
1
1群馬県立小児医療センター血液・腫瘍科
キーワード:
凝固・線溶系検査
,
一次止血
,
二次止血
,
一次線溶
,
二次線溶
Keyword:
凝固・線溶系検査
,
一次止血
,
二次止血
,
一次線溶
,
二次線溶
pp.1613-1619
発行日 2021年12月1日
Published Date 2021/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000002005
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出血性・血栓性疾患の診断のスクリーニングで行われる一般的な凝固・線溶系検査(血小板数,PT,APTT,フィブリノゲン,FDP,Dダイマー,AT)について,各検査の特徴やピットフォールを理解するとともに,それらを組み合わせた解釈の仕方,成人値との違い,小児特有の問題(採血に時間がかかる,検体が多くとれないなど)も加えて解説する.これらを理解することは小児の出血性・血栓性疾患の的確な診断のために重要である.
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