特集 小児科サブスペシャルティ領域の専門医制度のこれから
3.小児循環器
鮎澤 衛
1,2
1日本大学医学部小児科
2日本小児循環器学会専門医エリア担当理事/専門医制度・認定委員長
キーワード:
日本小児循環器学会
,
先天性心疾患
,
学校心臓検診
,
後天性心疾患
,
小児心臓外科
Keyword:
日本小児循環器学会
,
先天性心疾患
,
学校心臓検診
,
後天性心疾患
,
小児心臓外科
pp.1504-1509
発行日 2021年11月1日
Published Date 2021/11/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000001974
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小児循環器専門医制度は,すでに小児科専門医を基盤とするサブスペシャルティ専門医として,日本小児循環器学会によって運用されており,第11期までの専門医試験を行い,約600名の専門医が認定されて各地域で小児心疾患の診療に従事している.「子どもの心疾患を診療できる医師」は医療において不可欠で,その育成は学会の使命であり,現時点ですべての都道府県に3名以上の専門医を配し,地域医療への貢献は多大である.成育基本法および脳卒中・循環器病対策基本法の施策に深くかかわる医療を実践している専門医であり,日本専門医機構による認定実現のため,指導医制度,評価システムを整備し,さらに小児心臓外科医修練制度と資格付与についても検討を進めている.
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