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Volume 62, Issue 12 （November 2021）

小児科 62巻12号（2021年11月発行）

特集小児科サブスペシャルティ領域の専門医制度のこれから

２．小児神経佐々木征行 ^1,2 ¹国立精神・神経医療研究センター病院小児神経科 ²日本小児神経学会専門医委員会担当理事キーワード：日本小児神経学会 , 小児神経専門医 , 専門医試験 , 専門医研修認定施設 , 指導責任医 Keyword: 日本小児神経学会 , 小児神経専門医 , 専門医試験 , 専門医研修認定施設 , 指導責任医 pp.1498-1503

発行日 2021年11月1日 Published Date 2021/11/1

DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000001973

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参考文献

小児神経分野は，小児科領域のなかでもとくに成人内科領域との大きな違いである発達分野を対象としている．小児神経分野については一般小児科医でも精通しなければならない事項が多く含まれており，日本小児神経学会は小児科学会の分科会のなかでも最も多くの小児科学会員が参加している．対象疾患数は非常に多く，この少子化のなかでも日本小児神経学会員および小児神経専門医の担うべき役割は年々増加こそすれ，減少することは当面なさそうである．本稿では，日本小児神経学会の概要を述べ，本学会の専門医制度の現状について解説する．日本小児科学会の分科会のなかでもすそ野が広く需要が大きいうえに専門性も高いため，サブスペシャルティ分野としての認定を強く求めている．