症例
腸回転異常症術後に持続する胆汁性胃残とCRP上昇から新生児・乳児消化管アレルギーと診断した1例
大岩 香梨
1
,
阿部 純也
1
,
水本 洋
1
,
遠藤 耕介
2
,
佐藤 正人
2
,
秦 大資
1
1公益財団法人田附興風会医学研究所北野病院小児科
2公益財団法人田附興風会医学研究所北野病院小児外科
キーワード:
新生児・乳児消化管アレルギー
,
腸回転異常症
,
術後
Keyword:
新生児・乳児消化管アレルギー
,
腸回転異常症
,
術後
pp.1831-1835
発行日 2019年12月1日
Published Date 2019/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000001139
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新生児・乳児消化管アレルギー(本症)は,主に消化器症状を呈するため消化器外科疾患と鑑別を要するが,外科疾患術後に発症もしくは合併する場合がある.また,発熱やCRP上昇をきたし術後感染症との鑑別を要する場合もある.今回,腸回転異常症術後に持続する胆汁性胃残とCRP上昇から本症と診断した1例を経験した.
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