Japanese
English
症例
成人の腸回転異常症に対して腹腔鏡下Ladd手術を施行した1例
A case of adult intestinal malrotaion treated by laparoscopic Ladd procedure
岩田 力
1
,
渡邊 真哉
1
,
古田 美保
1
,
會津 恵司
1
,
小林 真一郎
1
,
佐藤 文哉
1
T. Iwata
1
,
S. Watanabe
1
,
M. Furuta
1
,
K. Aizu
1
,
S. Kobayashi
1
,
F. Sato
1
1春日井市民病院外科
キーワード:
腸回転異常症
,
腹腔鏡
,
Ladd手術
Keyword:
腸回転異常症
,
腹腔鏡
,
Ladd手術
pp.736-741
発行日 2024年5月1日
Published Date 2024/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka86_736
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腸回転異常症は,胎生期における中腸の回転および固定の異常により発生する先天性疾患であるが,ほとんどは新生児期に発症するため,成人での発症は比較的まれとされる1~3).今回われわれは,成人発症の腸回転異常症に対して腹腔鏡下Ladd手術を行った1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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