症例
ヒトパルボウイルスB19感染後に発症したGuillain-Barré syndromeの1例
長濱 潤
1
,
丸山 慎介
2
,
三上 裕太
2
,
楠生 亮
2
,
吉村 道由
3
,
鮫島 希代子
4
,
河野 嘉文
1
1鹿児島大学大学院医歯学総合研究科小児科学講座
2鹿児島市立病院小児科
3鹿児島大学病院脳神経内科
4独立行政法人国立病院機構南九州病院小児科
キーワード:
Guillain-Barré syndrome
,
自律神経症状
,
human parvovirus B19(PVB19)
,
免疫グロブリン療法
,
血漿交換
Keyword:
Guillain-Barré syndrome
,
自律神経症状
,
human parvovirus B19(PVB19)
,
免疫グロブリン療法
,
血漿交換
pp.1825-1830
発行日 2019年12月1日
Published Date 2019/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000001138
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Guillain-Barré syndrome(GBS)は小児における発症率は成人より低いとされており,先行感染としてCampylobacter jejuniやCytomegarovirusが知られているが,ヒトパルボウイルスB19(human parvovirus B19:PVB19)による発症は報告が少なく非常にまれである.今回,PVB19の感染後に発症し,人工呼吸管理を要する重症の経過をたどったGBSの小児例を経験したので報告する.
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