特集 思春期を診る!
Ⅲ章 移行期医療をふまえた診療の仕方─これを診ておこう・やっておこう
32 リウマチ性疾患・自己免疫性疾患
宮前 多佳子
1
T. Miyamae
1
1東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター
キーワード:
移行期
,
小児
,
自己免疫性疾患
,
リウマチ性疾患
,
膠原病
Keyword:
移行期
,
小児
,
自己免疫性疾患
,
リウマチ性疾患
,
膠原病
pp.713-718
発行日 2018年4月30日
Published Date 2018/4/30
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000000454
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小児リウマチ医が取り扱う小児期発症リウマチ性疾患・自己免疫疾患領域は若年性特発性関節炎を主とする複数の疾患を含み,発症年齢や疾患の重症度のばらつきが存在する.また,家族性地中海熱やクリオピリン関連周期熱症候群を代表とする自己炎症症候群の診療にも従事する.診療が発展し,治療経過や予後が改善してもなお,成人期にも医療を必要とする症例は多く,対応成人科であるリウマチ科への移行を目指した診療における自立支援が思春期に求められる.
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