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特集 投球障害肩の診療update
発症要因
Zero外旋筋力と肩甲上腕関節アライメントおよび投球動作とのつながり
Relationship between shoulder external rotation strength in the Zero position and glenohumeral joint alignment
田村 将希
1
Masaki TAMURA
1
1昭和医科大学スポーツ運動科学研究所
キーワード:
Zero position
,
Zero ER
,
Glenohumeral alignment
Keyword:
Zero position
,
Zero ER
,
Glenohumeral alignment
pp.117-123
発行日 2026年2月1日
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000003687
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要旨:投球障害は下肢,体幹,肩甲帯などの機能低下により,不良な投球動作を続けた結果として生じる。特に,早期コッキング期から後期コッキング期にかけて骨盤の早期回旋が生じると,上腕骨が肩甲骨面から逸脱し,肩甲上腕関節にはhyper-angulationが生じる。投球障害患者では,ゼロポジションでの肩外旋テスト(Zero外旋テスト)でも肩水平外転の代償動作が生じることが多く,Zero外旋テストと同肢位で測定される筋力であるZero外旋筋力も発揮することができない。このような患者は肩外転外旋位でのMRIにおいても不良な肩甲上腕関節アライメントを呈する。Zero外旋筋力とMRI上の肩甲上腕関節アライメントには関係があり,Zero外旋筋力を発揮できる身体機能を構築することが,肩甲上腕関節アライメントを適正化することにつながる。Zero外旋筋力の改善につながる全身機能の改善が重要である。

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