Japanese
English
新しい医療技術
骨粗鬆症予防のための運動のあり方
Exercise for osteoporosis prevention
大塚 光
1
,
田端 宏樹
2
,
田村 好史
3
Hikaru OTSUKA
1
,
Hiroki TABATA
2
,
Yoshifumi TAMURA
3
1順天堂大学大学院医学研究科,スポートロジーセンター
2同上,健康総合科学先端研究機構
3同上,代謝内分泌内科学
キーワード:
Exercise
,
Osteoporosis
,
Bone mineral density
Keyword:
Exercise
,
Osteoporosis
,
Bone mineral density
pp.1263-1267
発行日 2024年9月1日
Published Date 2024/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000003132
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要旨:骨粗鬆症の予防には運動が有効である。青年期の運動は最大骨量を高め,また,青年期以降の運動は骨量の低下を緩やかにする。青年期におけるバスケットボールなどのメカニカルストレスの高い運動の実施は,高齢期の高い骨密度と関連し,長期的な骨粗鬆症予防につながる可能性がある。また,青年期だけでなく,中年期,高齢期にも運動している人では骨密度が高く維持されており,骨粗鬆症の予防には,生涯にわたる運動の実施が重要である。
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