これからの高齢者医療-診断・治療・予防への対応
《高齢者特有の症状に対応する 老年症候群》転倒・骨折
揖場 和子
1
,
三木 隆己
1蒼龍会老健つくも
キーワード:
Diphosphonates
,
骨折
,
骨粗鬆症
,
事故防止
,
身体運動
,
転倒・転落
,
介護・福祉機器
,
老年症候群
Keyword:
Accident Prevention
,
Accidental Falls
,
Diphosphonates
,
Osteoporosis
,
Exercise
,
Fractures, Bone
pp.970-975
発行日 2011年12月1日
Published Date 2011/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2012088913
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・骨折・転倒は、超高齢社会では高齢者のADLを低下させ、要介護になる原因疾患の一つである。・高齢者は居室や道路で転倒しやすい。・転倒は多くの因子で発生するため、身体状況の改善、環境整備、適正な薬剤の使用を患者、家族、医療福祉関係者に転倒予防を啓発し注意する。・もし、転倒により骨折を起こしても自宅に引きこもらずに運動の継続、福祉用具の利用、骨粗鬆症治療を行い、社会復帰、在宅復帰を心がけることが寝たきり予防、生命予後の改善に必要である。
©Nankodo Co., Ltd., 2011