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特集 医療DX
Digital Spine―脊椎外科におけるDX―
Digital Spine;DX in spine surgery
竹内 一裕
1
,
山根 健太郎
1
,
高尾 真一郎
1
Kazuhiro TAKEUCHI
1
1国立病院機構岡山医療センター,整形外科
キーワード:
Digital Spine
,
DX
,
Spine surgery
Keyword:
Digital Spine
,
DX
,
Spine surgery
pp.1185-1194
発行日 2024年9月1日
Published Date 2024/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000003122
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要旨:Digital Spineは,その網羅する範囲は広く,様々な切り口がある。そして,すべての実践は困難である。所属の組織や施設の制約もあろうし,個人的な興味・関心にも差がある。Digital Spineの実際について,以下の3つのキーワードを用いて整理した。① “大” デジ(施設,設備に関する分野。手術支援[ナビゲーションやロボット],画像・診断[X線透視装置,顕微鏡,内・外視鏡],環境整備[リモート手術室,ネットワーク]),② “小” デジ(個人展開の可能な分野。人工知能[AI],画像加工技術[XR:AR・VR・MR],3Dモデル),③ “大” + “小” デジからの情報統合と適切なアウトプット(“つながる” こと,“つなぐ” 努力)。現在,MIST学会にてDigital Spine分化会の活動を行っている。デジタル化・新技術の歩みは急であり,避けて通れない。皆様とともにDigital Spineを想像し,創造するべく努力している。そして,様々な場面で,このDigital Spineが俎上に載ることを願ってやまない。
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