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特集 股関節鏡視下手術の適応と限界
高齢者に対する股関節鏡視下手術の適応と限界
Surgical indication and limitation of hip arthroscopy for elderly patients
若間 仁司
1
,
大原 英嗣
2
Hitoshi WAKAMA
1
,
Hidetsugu OHARA
2
1大阪医科薬科大学,整形外科
2市立ひらかた病院,整形外科下肢機能再建センター
キーワード:
Hip arthroscopy
,
Elderly patient
,
Surgical indication
Keyword:
Hip arthroscopy
,
Elderly patient
,
Surgical indication
pp.151-157
発行日 2023年2月1日
Published Date 2023/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000002449
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要旨:超高齢社会の本邦において,高齢者に対する股関節鏡視下手術は今後増加すると予想される。65歳以上の高齢者であっても,関節症性変化のない大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)例における短期成績は安定しているという報告が散見され,FAI手術症例に関しては年齢による限界はないと考える。高齢者のFAI股関節鏡視下手術における適応を考える上で,軟骨損傷の程度など術前の状態を正しく評価することが肝要である。
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