Japanese
English
新しい医療技術
選択的後根切断術
Selective dorsal rhizotomy
金城 健
1
Takeshi KINJO
1
1沖縄県立南部医療センター・こども医療センター,小児整形外科
キーワード:
Cerebral palsy
,
Spasticity
,
Selective dorsal rhizotomy
Keyword:
Cerebral palsy
,
Spasticity
,
Selective dorsal rhizotomy
pp.77-83
発行日 2023年1月1日
Published Date 2023/1/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000002427
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要旨:選択的後根切断術(SDR)は脊髄反射弓の求心路(脊髄後根)を遮断することで痙縮の緩和を得ることができ,主に立位・歩行可能な痙性対麻痺に対して下肢機能を改善することを目的に行われる外科的治療である。術中誘発筋電図と下肢筋群の触診で異常な神経を選択して後根の一部を切離することで,痙縮軽減を得ることができる1)。長期的に痙縮軽減効果が得られる点が利点であるが,切断量が多い場合は合併症が多くなるため注意が必要である。
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