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特集 ロコモとフレイル
フレイル予防・治療 update
Update of prevention and treatment for frailty
金 憲経
1
Hunkyung KIM
1
1東京都健康長寿医療センター研究所
キーワード:
Frailty
,
Prevention
,
Treatment
Keyword:
Frailty
,
Prevention
,
Treatment
pp.719-731
発行日 2018年5月1日
Published Date 2018/5/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000000481
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要旨:フレイル予防のためには,筋力,歩行速度といった身体機能の改善を目指す指導と活動量の増加,疲労解消あるいは栄養改善に有効な支援が必要である。フレイル治療のためには,運動指導単独あるいは栄養補充単独よりも運動指導に栄養補充を加える包括的支援がより効果的であるとの指摘が多い。運動と栄養補充を軸とする包括的支援によるプレフレイルやフレイルの改善率は介入方法や介入・追跡後によって異なるものの35~48%範囲であり,フレイル解消率は38~58%である。
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