Japanese
English
特集 創外固定でなければできない治療
創外固定器による緩徐変形矯正法
Gradual deformity correction with external fixator
江口 佳孝
1
Yoshitaka EGUCHI
1
1国立成育医療研究センター,整形外科
キーワード:
External fixators
,
Deformity correction
,
Distraction osteogenesis
Keyword:
External fixators
,
Deformity correction
,
Distraction osteogenesis
pp.163-171
発行日 2018年2月1日
Published Date 2018/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000000341
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要旨:創外固定器による下肢緩徐変形矯正の基本的手順として術前計画,患者説明から手術,手術後に至る過程での勘所や陥りがちなピットフォールにつき概説した。特に創外固定による治療経過を具体的に説明する必要性,下肢変形評価としてのCORAの概念,各創外固定器の機種選択の意図,術前評価,術中手技,術後管理について論述した。20世紀後半より創外固定器による局所組織再生が可能となり,矯正方法や固定器の改良等による技術的な問題の改善努力はなされているが,その基本概念や治療過程に潜む真価には今なお追求すべき問題が潜んでいる。
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