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特集 コンピュータ支援手術の現状と課題
カスタムメイドガイドを用いた上肢矯正手術
Custom-made surgical guide for corrective surgery of upper extremity
信貴 厚生
1
,
村瀬 剛
1
Atsuo SHIGI
1
1大阪大学大学院医学研究科,器官制御外科学
キーワード:
Patient specific surgical guide
,
Deformity correction
,
Upper extremity
Keyword:
Patient specific surgical guide
,
Deformity correction
,
Upper extremity
pp.1269-1276
発行日 2018年9月1日
Published Date 2018/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000000612
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要旨:屈伸,内外反,回旋変形が組み合わさった三次元的な上肢の変形を簡便かつ正確に矯正するツールとしてカスタムメイドガイド・カスタムメイドプレートが開発された。患者個々の骨格形状に合わせて作成される手術ガイドと骨プレートを用いることで,術前にコンピュータ上で計画した骨切りシミュレーションどおりの手術が可能となる。本技術は現在,上腕骨遠位端,橈骨遠位端変形に対して薬事承認を得られているが,様々な症例に対する応用が可能で,現在前腕骨幹部変形への適応拡大と形状自由度の拡大を目指して先進医療として臨床試験を実施中である。
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