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特集 心アミロイドーシスの診断・治療
心アミロイドーシスの核医学検査の技術的問題点
Technical pitfalls in nuclear imaging of cardiac amyloidosis
栗原 まき子
1
,
鈴木 康裕
1
,
蟹沢 充
1
,
大滝 裕香
1
,
七里 守
2
,
井口 信雄
2
,
磯部 光章
2
Makiko Kurihara
1
1榊原記念財団附属榊原記念病院 放射線科
2同 循環器内科
1Department of Radiology Sakakibara Heart Institute
キーワード:
心アミロイドーシス
,
核医学検査
,
半導体装置
Keyword:
心アミロイドーシス
,
核医学検査
,
半導体装置
pp.565-575
発行日 2022年6月10日
Published Date 2022/6/10
DOI https://doi.org/10.18888/rp.0000001966
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当院はタファミジス導入のための認定施設ではなく,核医学検査によって心アミロイドーシスが強く疑われた場合は認定施設に紹介しなくてはならない。また,導入装置は心臓専用半導体装置と汎用型半導体装置の2機種を保有し(図1),アンガー型装置がない。だが,心アミロイドーシスの核医学検査は世界的にみてもアンガー型装置によるものについてのみ撮像条件が定められており,半導体装置についての基準はまだない。よって今回は定量評価法のH/CL比など具体的な数値ではなく検査で起こり得る技術的な問題点を中心に考え,さらに半導体装置で撮像した画像についても紹介する(図2)。
Our mission is to provide clear SPECT images of any disease. Therefore, we will focus on the technical pitfalls that can occur in nuclear imaging of cardiac amyloidosis and will also present images have taken with semiconductor SPECT.
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