連載
今月の症例
小山 雅司
1,2
1岡崎市民病院総合診療科
2現・静岡県立こども病院放射線科
キーワード:
アンドロゲン不応症
,
Mayer-Rokitansky-Küster-Hauser症候群
,
性分化
Keyword:
アンドロゲン不応症
,
Mayer-Rokitansky-Küster-Hauser症候群
,
性分化
pp.755-758
発行日 2019年4月10日
Published Date 2019/4/10
DOI https://doi.org/10.18888/rp.0000000868
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画像所見 MRI(図1)では,骨盤内の正中やや左寄りに10cmを超える充実性腫瘤を認める。T1強調像は筋と等信号(図1A),T2強調像では骨髄脂肪と同様な軽度高信号を呈し(図1B),拡散低下を示す(図1C)。この腫瘤の右背側には辺縁に1cm弱大の結節を伴う多房性腫瘤を認める。結節の信号はT2強調像で上記腫瘤よりもやや低く,拡散が低下している(図1A~C⇨)。
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