合併増大号 今月の臨床 若年女性診療に必要な基礎知識
性分化疾患
Mayer-Rokitansky-Küster-Hauser症候群
木須 伊織
1
,
市川 亮子
1
,
西澤 春紀
1
1藤田医科大学医学部産婦人科
キーワード:
Mayer-Rokitansky-Küster-Hauser症候群
,
子宮性無月経
,
造腟術
Keyword:
Mayer-Rokitansky-Küster-Hauser症候群
,
子宮性無月経
,
造腟術
pp.67-74
発行日 2026年1月10日
Published Date 2026/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038698650800010067
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●Mayer-Rokitansky-Küster-Hauser(MRKH)症候群は,腟や子宮を欠損することにより,性交や挙児が困難であるため,女性のライフプランに支障をきたし,十分なカウンセリングが必要となる.
●造腟術は本人の希望によって施行し,その際は自己圧迫法を第一選択肢とし,効果がみられない場合に観血的手法を検討する.
●造腟術はさまざまな手法があるが,豊富な経験をもつ施設で行い,適切な管理や性生活に関するカウンセリングを行うことが重要である.
●MRKH症候群患者の将来の挙児は,限定的ではあるが種々の選択肢があり,自らの意思で将来の生殖に関する選択を行えるよう,十分な情報提供と精神心理的支援を提供する必要がある.

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