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Volume 64, Issue 1 （January 2019）

臨床放射線 64巻1号（2019年1月発行）

Japanese English

特集胸部の最新画像情報2019

診療

3D-polka-dot sign―肺リンパ脈管筋腫症における低吸収域描出3次元画像の有用性 3D polka-dot sign of low-attenuation area extracted from chest CT can indicate lymphangioleiomyomatosis 斉藤彰俊 ¹ , 南部敦史 ² , 川上聡 ³ , 加藤聡 ⁴ , 秋山裕一郎 ⁵ , 柿崎有美子 ⁵ , 筒井俊晴 ⁵ , 小林洋一 ⁵ , 大西洋 ⁶ Akitoshi Saito ¹ ¹山梨県立中央病院　放射線診断科 ²帝京大学医学部附属溝口病院　放射線科 ³信州大学　画像医学講座 ⁴静岡県立総合中央病院　放射線科 ⁵山梨県立中央病院　呼吸器内科 ⁶山梨大学医学部　放射線医学講座 ¹Department of Radiology Yamanashi Prefectural Hospital キーワード：リンパ脈管筋腫症 , 低吸収域抽出3次元画像 , CTスクリーニング Keyword: リンパ脈管筋腫症 , 低吸収域抽出3次元画像 , CTスクリーニング pp.55-60

発行日 2019年1月10日 Published Date 2019/1/10

DOI https://doi.org/10.18888/rp.0000000729

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参考文献 Reference

リンパ脈管筋腫症（lymphangioleiomyomatosis：LAM）は，平滑筋様の腫瘍細胞（LAM細胞）が肺・体軸リンパ節で増殖し，病変部位にリンパ管新生を伴う疾患である^1）。生殖可能年齢の女性に好発し，男性の発症は極めてまれとされている。進行は緩徐で不可逆的であり，労作性の息切れや気胸などの呼吸器症状や乳糜腹水，下肢リンパ浮腫などを発症し，最終的には呼吸不全をもたらす^2）。

The 3D polka-dot sign is useful for screening of LAM.