特集 救急IVR手技詳説 with WEB動画
総論編
●救急IVR
救急IVRの選択,術前検討,時間の概念
一ノ瀬 嘉明
1
1国立病院機構災害医療センター 放射線科
キーワード:
bleeding space
,
DCIR(damage control IVR)
,
外傷IVR
Keyword:
bleeding space
,
DCIR(damage control IVR)
,
外傷IVR
pp.1279-1290
発行日 2018年11月20日
Published Date 2018/11/20
DOI https://doi.org/10.18888/rp.0000000636
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「救急IVR」という言葉からイメージされる手技や診療場面は人それぞれ異なるかもしれない。目次をご覧いただいてわかるように「救急IVR」というくくりの中には様々な対象疾患が含まれている。頭頸部から体幹,四肢末梢に至るまで,外傷や非外傷,血管系や非血管系の多様な疾患・病態に対してIVRは行われている。一方で,異なる疾患でも類似した病態・類似した目的で行われる手技は,その方法や考え方について共通している部分もある。本稿では,どのような病態に対してどのような手技が行われるのかという観点から,手技の種類を図1のように分類・整理した。
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