特集 画像診断における人工知能(AI)技術
ディープラーニング技術を用いたコンピュータ支援画像診断(CAD)
木戸 尚治
1
1山口大学大学院 創成科学研究科
キーワード:
人工知能
,
ディープラーニング
,
CNN
,
CAD
,
特徴量
Keyword:
人工知能
,
ディープラーニング
,
CNN
,
CAD
,
特徴量
pp.1223-1228
発行日 2017年10月10日
Published Date 2017/10/10
DOI https://doi.org/10.18888/rp.0000000122
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これまでに人工知能(artificial Intelligence:AI)には3 回のブームがあり,現在の第3 次AIブームの中核となる技術はディープラーニング(Deep Learning 深層学習)である。ディープラーニングは画像認識能力に優れており,放射線科医はやがてAI に置き換えられてしまうのではないかという意見すら囁かれている。一方では放射線科医を支援するために医用画像工学者らによりコンピュータ支援診断(computer—aided diagnosis:CAD)の研究が行われており,実際の臨床で使われるシステムも登場している。本稿では新しく登場したディープラーニングによるAI とはどのようなもので,これが画像診断環境をどのように変えていくのか,それに対して放射線科医はどのように向き合えばよいのかということについて考察する。
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