特集 ラパコレを再考する―腹腔鏡下胆嚢摘出術をマスターするために
層を意識した緊急腹腔鏡下胆囊摘出術
高橋 崇真
1
,
金岡 祐次
1
,
前田 敦行
1
,
高山 祐一
1
,
青山 広希
1
,
細井 敬泰
1
1大垣市民病院外科
キーワード:
急性胆囊炎
,
緊急腹腔鏡下胆囊摘出術
Keyword:
急性胆囊炎
,
緊急腹腔鏡下胆囊摘出術
pp.1477-1484
発行日 2023年9月15日
Published Date 2023/9/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003506
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急性胆囊炎は腹部救急疾患のなかで最も多い疾患の1つであり,適切な治療(手術)を迅速に行うことが非常に重要である。当院では急性胆管炎・胆囊炎診療ガイドラン2018(以下TG18)1)により分類される軽症急性胆囊炎(GradeⅠ),中等症急性胆囊炎(GradeⅡ)に対しては,パフォーマンスステータスが0か1の患者全症例に診断翌日までに緊急腹腔鏡下胆囊摘出術(emergent laparoscopic cholecystectomy;Emergent LC)を施行している。
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