特集 上部消化管良性疾患に対する低侵襲治療戦略
胃・十二指腸潰瘍穿孔に対する最適なアプローチ法
岡本 麻美
1
,
浦辺 雅之
1
,
谷島 翔
1
,
八木 浩一
1
,
野村 幸世
1
,
瀬戸 泰之
1
1東京大学大学院医学系研究科消化管外科学分野
キーワード:
消化性潰瘍
,
穿孔
,
腹腔鏡手術
Keyword:
消化性潰瘍
,
穿孔
,
腹腔鏡手術
pp.1387-1391
発行日 2023年8月15日
Published Date 2023/8/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003469
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上部消化管領域の緊急疾患において,胃・十二指腸穿孔は比較的よく遭遇する疾患である。H.pylori感染の概念やプロトンポンプ阻害薬(proton pump inhibitor;PPI)の出現により保存的治療も受け入れられるようになっているが,依然手術が必要な症例は残る。昨今の低侵襲手術としての内視鏡外科手術の普及により,胃十二指腸潰瘍穿孔においても腹腔鏡手術が広く認知され,施行されるようになった。
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