特集 腹腔鏡・内視鏡合同手術(LECS)の現状と展望
Ⅱ.高難度LECS 2)胃癌・十二指腸癌に対するLECS
平松 良浩
1
,
菊池 寛利
2
,
大澤 恵
3
,
竹内 裕也
2
1浜松医科大学外科学第二講座/同 周術期等生活機能支援学講座
2浜松医科大学外科学第二講座
3浜松医科大学光学医療診療部
キーワード:
胃癌
,
十二指腸癌
,
LECS
Keyword:
胃癌
,
十二指腸癌
,
LECS
pp.1665-1671
発行日 2021年10月15日
Published Date 2021/10/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000002456
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腹腔鏡・内視鏡合同手術(laparoscopy and endoscopy cooperative surgery;LECS)は,胃粘膜下腫瘍(submucosal tumor;SMT)に対する過不足のない適切な胃局所切除術を安全・確実に施行できる低侵襲手術としてHikiらによって開発された1)。近年,LECSはさまざまな関連手技の開発も加わってめざましい進歩・発展を遂げ,胃SMTに対する標準術式の1つとして広く普及している2-4)。さらに,胃癌や十二指腸癌に対する治療の選択肢としてもその応用が期待されるようになってきている2-4)。
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