手術手技
腹腔鏡下左肝切除術における“受け”を意識した定型化手技
川野 陽一
1
,
金谷 洋平
1
,
青木 悠人
1
,
上田 純志
2
,
鈴木 英之
1
,
吉田 寛
2
1日本医科大学千葉北総病院外科
2日本医科大学付属病院消化器外科
キーワード:
腹腔鏡下左肝切除
,
高難度手術
,
ランドマーク
Keyword:
腹腔鏡下左肝切除
,
高難度手術
,
ランドマーク
pp.1467-1473
発行日 2021年8月15日
Published Date 2021/8/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000002382
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わが国における腹腔鏡下肝切除術(laparoscopic hepatectomy;Lap-H)は,2016年の保険適用拡大からさらなる技術,知識革新がなされており,急速な普及を遂げている。そのなかでも左肝切除は,高難度手術に必要な基本要素が多い手技となるため,この術式の定型化は非常に重要となる。術式の定型化にはランドマークを設定し,術中にdislocationにならないこと,進むべき目標地点,すなわち“受け”をはっきりさせることが重要である。
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