Japanese
English
特集 内視鏡手術からみえる新しい解剖学
III. 肝胆膵
8.腹腔鏡下系統的肝切除に役立つランドマーク
Anatomical landmarks in laparoscopic anatomical liver resection
野見 武男
1
,
橋本 恭一
1
,
野村 勇貴
1
,
日並 淳介
1
,
長山 聡
1
,
下松谷 匠
1
,
久保田 良浩
1
T. Nomi
1
,
K. Hashimoto
1
,
Y. Nomura
1
,
J. Hinami
1
,
S. Nagayama
1
,
T. Shimomatsuya
1
,
Y. Kubota
1
1宇治徳洲会病院
キーワード:
腹腔鏡下系統的肝切除
,
ランドマーク
,
肝静脈
Keyword:
腹腔鏡下系統的肝切除
,
ランドマーク
,
肝静脈
pp.556-559
発行日 2022年5月1日
Published Date 2022/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka84_556
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2016年から多くの腹腔鏡下系統的肝切除術式が保険収載となり,徐々に標準化がすすんでいる.安全かつ正確な系統的肝切除を行うためには,ランドマークを認識しつつ肝切除を行うことが重要である.腹腔鏡下系統的肝切除におけるもっとも重要なメルクマールは肝静脈である.それに加えて,腹腔鏡視野特有のメルクマールが存在する.本稿では,腹腔鏡下肝左葉切除,腹腔鏡下肝右葉切除,腹腔鏡下肝S8亜区域切除におけるランドマークについて概説した.
© Nankodo Co., Ltd., 2022